「食える力=独立」のことだけじゃない!野菜を作って自給するのも「食える力」だ!
2016年の11月に注文住宅で家を立てました。このブログでも、産業用(100KW以上)の太陽光パネルを付けで電力の自給率を上げたりなど、色々やっていますが、一番、やりたかったのは「家庭菜園」でした。市の補助金で、ごみ処理機の3/4が補助され、それを以前はマンションに配置していました。その生ゴミからできた「土」(有機肥料)をそのまま捨てていたのですが、これをなんとかしたい!というのがかねてから願望でした。
現在、使っている「ごみ処理機」(パナソニック製)
パナソニック 家庭用生ごみ処理機 温風乾燥式 6L シルバー MS-N53-S
国産野菜は「農薬使用率世界第3位」という事実。
「中国産野菜=悪」というレッテルは昨今のマスメディアのおかげで浸透していますが、実は「国産野菜=悪」はほとんど知られていません。因みに、日本は「農薬使用率世界第三位」です。昨年(2016年)は「二位」だったように思います。また、欧州なんかで禁止されている類の農薬も平気で国は許可を出す暴れぶりです。。
ナチュラル派、オーガニック派という訳ではないですが、色々調べるだけで、このままじゃぁいかんという危機感が芽生えました。。
菌ちゃん先生に教えてもらった「生ゴミ」での土作り。
農薬もなく、肥料とかも有機だけで、ずぶの素人が野菜なんか作れるんかい!というのがあったのですが、そこでワークショップに参加したのが、「菌ちゃん先生」の生ゴミで作る土作り。どうするかというと、まぁ、簡単です。
生ゴミでの土作り
- 1.土に生ゴミを混ぜる(結構な量の「生ゴミ」*ない場合は「落ち葉」とか、草刈りをした後の草でもOK)
- 2.農業用での黒いマルチ(ロールになって1000円ぐらい)をかける。
- 3.1週間たったら、マルチをとって、とりあえず土を混ぜる。
- 4.すると、「白い綿」がところどころにできる(こうなると土が発酵した証拠)
- 5.時々混ぜて、1ヶ月ぐらいそのまま水が入らないようにマルチをかけたら完成!
ちょっと見えにくいけど、白い綿(菌)が土の表面に浮かび上がる。
この発酵した土ができあがると、肥料はほとんど必要なしです。あと、虫もよりつきません。虫がつく野菜って、現代人は「良い野菜」みたいなイメージがありますが、「虫がつく野菜=弱い野菜」で、元気な野菜には、虫がつかないんですね。あと、ミミズが大量発生すると、土が死んだことを意味するらしいです。
秋から冬には、菊菜や、ネギ、白菜、ブロッコリー、チシャなんかを小さいながら作りました。また、12月〜1月にも土を作ったんですが、畑を前回より少し大きくしたため、「生ゴミ」の量が少ない。。それで近くの「落ち葉」を大量に拾ってきて、混ぜたら、あらビックリ!「大量の白い綿」が浮き上がりました。
発酵した土の特徴と効果
- 発酵すると土の匂いが強い(カブトムシを飼うときに使う土みたいな匂いがします。)
- 土に塊がなく、サラサラでふわふわしています。
- マルチをかけて、雨が入らないようにしているものの、土の中はどこか湿った感じがしています。
草、落ち葉、生ゴミなんか、コストゼロですから、是非やってみてください。貨幣経済の外にいる感覚って少し幸せで、「俺でも生きていける」みたいな勇気がほんの少し湧きます。畑を作って思ったのは、本来、「お金」なんかなくても、みんな食べていけるぐらい地球は豊かなんだなぁと再認識しました。
今年は、市が管理に困っている畑に応募して、さらに大きくしていけたらと思います。
こんな人にオススメ
- 自給したいが、コストをあまりかけたくない。
- 子供がまだ小さい。
- なんでもかんでも「お金」で買わないといけない貨幣経済にうんざりしている。