Amazon Echo Dotを3ヶ月使いました。
Amazon Echo Dotですが、発売したばかりの招待制の時、Amazon Echo Dotを購入しました。その時、ちょうど、Google Homeがすごい勢いで、広告をしていた時期ですが、米国では、Amazon Echoが家庭で7割のシェアということから、ずっと、こちらを狙っていました。
それから、約3ヶ月ですが、色々気がついたことを書いていきたいと思います。
何故、Amazon Echoにしたのか?
Amazon Echoが発売される直前は、Google Homeのテレビ広告がすごかったのですが、個人的には、Amazon Echo以外狙っていませんでした。理由は簡単で、Amazon Web Service(以下「AWS」)との連携をやってみたかったからです。
AWSは、ご存知の方はご存知だと思いますが、Amazonが提供する巨大なクラウドシステム群となります。わかりやすい所では、仮想サーバー(EC2)の構築やファイルサーバー(S3)から、クラウド上のデスクトップや、今回のEchoをカスタマイズすることができる、サーバー不要のマネージド型で色々、コードがかけてしまうLambdaなどです。
こういったサービスが、沢山、詰まっているものとなります。
Google Home にも同じような、Google Cloud Platformや、G Suiteというものがありますが、規模感的に言えば、AWSはやはりひとつ抜けている印象を受けます。
Amazon Echoで何が変わったのか?
Amazon Echoを最初買った当時は、事務所の机の横においていましたが、その後、自宅へと移しました。
理由は、事務所の机にはPCがあり、そちらでほとんど入力してしまうので、音声入力でAmazon Echoを使うようなシーンがあまりなかったためです。
それから、PCのない自宅の寝室に置いてから結構、色々、使うようになりました。
スキルで色々、拡張できる。
Amazon Echoの設定は基本、スマートフォン(iOS/Android)です。そこからスキルと呼ばれる、機能を追加させることで、まぁ、色々なことができます。イメージとしては、iPhoneにアプリをいれるような印象です。例えば、「アレクサ、ニュースを教えて」と言えば、スキルで入れていたニュース(NHK, BBC, Nikkeiなど)が複数読まれます。
まだ使ったことはありませんが、「すき家」で弁当を予約したり、「タクシーをよんだり」みたいなことが音声入力で可能となります。
要するに、iPhoneや、Androidのスマートフォンアプリでやっていたようなことが、音声認識で行えるという便利さです。
スケジュールを音声入力で入れることが便利
Amazon Echoはスケジュールとも、同期させることができます。
もちろん、Google(G Suite/カレンダー)も同期が可能で、「アレクサ!5月24日の13:00〜〇〇との打ち合わせをいれておいて」みたないことができます。
従来は、iPhoneを取り出して、スケジュールに入力していたのですが、音声入力でスケジュールが入ることで、入力工数が一気に減りました。
音楽を聞く敷居がぐっと下がった。
昔から、好きな音楽アーティストみたいな人がいなくて、音楽を聞くのって、部屋の中で流れているほんとBGM的な意味合いしかありませんでした。
そのため、あんまり意識することなく、ジャズとか、クラッシクみたいな音楽がメインで聞くことがほとんどです。そういう人はAmazon Echoは便利かもしれません。
Amazon Echoは恐らく、Amazonでプライム会員になっていると、制限はありますが、「アレクサ!ジャズかけて」と言うと、ジャズをかけてくれます。あと、「アレクサ!J-POPをかけて」というと、少し古いですが、昔懐かしいJ-POPがランダムに流れてきます。
これだけでも十分、便利なのですが、音楽をもっと充実させたい方や好きなアーティストがいる方は、Amazon Music Unlimitedがあります。月額780〜980円のサブスクリプションですが、Echoだけだと、月額380円(コーヒー一杯分ぐらい)でストーミングで音楽が聞けます。こうなると、新曲を含めた4000万曲が対応となり、ジャズだけでなくて、例えば、「1980年代の音楽をかけて」とか、「ドリカムをかけて」みたいなことができるようになります。
こんな感じです。Amazon Prime会員だと、月額780円で、今は1ヶ月無料みたいです。飲食店では依然、USENとかを利用していると思いますが、今後こちらに代用されていくように思いました。
AI, IOT時代のメイン機種になると思った。。
今後は家電とかと、ざっくですが、つなげてみたいんですね。。
ただ、Amazon Echoだと、これ単体では接続ができないみたい(付属でなにかをつける必要あり)なので、ちょっと色々、研究してみたいと思います。数千円でこういうものが買えて、またアイデア一つで、自分の手足となって拡張できるようなこのプラットフォーム的な発想は正直、すごいと思いました。AIとか、IOTとか、色々、賛否がありますが、最近ちょっこと聞こえてきたのが、権威ある学者が「AIは仕事を奪わない」みたないことを言っていて、一体、どこを見て、そんな楽観的なことが言えるんだろうと疑問符が連発しました。。
アレクサを使えば、単純に「秘書」という仕事は縮小していくし、また、音声入力により、対面型の業務も人間がやる領域は明らかに縮小していくと思います(大手都市銀行が3万人規模の人員削除の背景は、Amazon Echoに代表されるAIやITの導入)。
それに、今回のようなスキルを使いこなして、サーバーも容量も深く考えることなく、Lamdaを使って開発を個人でやれば、家政婦的な業務もどんどん縮小していくように思います。また、そういうサードパーティー的なサービスが乱立してくると思います。
こんな人におすすめ
- 1.育児や家事で、とにかく忙しいお母さんやお父さん
- 2.音楽が好きな方(No Music, No Life的な人)
- 3.これからIOTを勉強しようとされる方