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「物を買うことは悪いことなのか?」投資・消費・浪費この3つを理解しながら、今の消費社会に切り込む!

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ところで「物を買うことは悪いことなのか?」

随分前ですが、FBで「最近、あんまり欲しい物が見つからないなぁ」とポストすると、「それは素晴らしいことだと言う」みたいなコメントが年配の男性の方からあがっていました。その時は、少し違和感がありながらも、放置していたのですが、最近YouTubeで「物欲vs経験欲」みたいなタイトルで、「物は手にいれた途端、欲望一瞬で終わるが、経験は永遠に残る」みたいなことの啓発がメインテーマとして描かれていました。

むむ、、僕は20代の時、世界中を回ったバックパッカーで、大学も米国で留学して色々、経験してきたけど、この「物を買うことは悪いこと」的な考えにちょっと自分なり納得いかなかったので、くぎを刺したいと思いました。

物を買う時、「投資」というストーリーを作れるかどうか。

少し、自分の最近の例だと、20万円以上するカメラ(ソニーα3)を購入し、そして翌月には、ソニー製レンズ(プラナー)を購入しました。こちらも新品定価だと15.5万円~18万円ぐらいです。。

カメラを知っている人ならわかると思うんですが、カメラって二次市場(中古市場)がすごくしっかりしています。要するに、換金性が高いです。それに加えて、高級カメラやレンズは、あまり値崩れしません。例えば、このプラナーですが、2年前にでたレンズなんですが、中古でも13万円ぐらいです。

しかし、これがパソコンだと、2年前のパソコンって価値が残っているのでしょうか??
加えて、このカメラで幾つかの受注がすれば、マネーフローが生まれます。さらに写真を購入サイトにあげて、購入してもらえれば、「ストックビジネス」にもなります。まとめてみるとこんな感じです。

カメラを投資としての「ストーリー」を組み立て場合。

  • 1.カメラの中古市場での売却
  • 2.写真/動画での仕事受注
  • 3.写真を掲載し、写真購入サイトでの「ストックビジネス」

このカメラを完全に、趣味だけだとすると、「1」しか残りませんが、切り口を複数もつことで、かなり早い時間で、カメラの回収が可能となります。
これが基本的な「投資」と「消費」の根本的な違いとなります。

だから「好きなことを仕事にした方がよい」理由

購入を「投資」に変えるというストーリーづくりでやはり一番、やりやすいのが「好きなこと、興味のあること」を仕事にすることだと思います。もちろん、反対意見があるのは知っていますが、「好きなことを趣味」で終わらせると、それに伴う購入はすべて消費・浪費にしかなりません。

例えば、自分はITの会社を起業したので、PCをよく使います。本当に、何台も購入しても、数年で買い替えるというのを繰り返してきました。同様に、スマホも同じです。しかし、以前書いた、購入と時間の関係から、こんだけ毎日使って、生産性もあげていることから、まぁ、いいかという議論もありますが、やはり何とかしたかったので、「PCの購入も投資のストーリー」で対応することにしました。

パソコンは、それまでほとんどがMacでした。そこで、自社でApple製品を売れるようにしました。すると、Macの代理店のような形で、販売で利ザヤが入ってくるようになりました。そこで、同じような考え方で、OSとハードが同一メーカーのSurfaceに目をつけて、販売できるようにしました。Surfaceの場合は、今まで少し順番を変えて、Surfaceを数台売った後、自分のSurfaceを購入することにしました。それで自らの経費を使わずに、PCを購入できるようになりました。今ではほとんどこの方法で買い替えています。

さらに、最近は通信も販売できるようにして、Surface Pro LTEに注力すると、通信料もほんの少しですが、毎月入ってくるようになりました。

これはすごく単純な「投資ストーリー」ですが、自分の持っているもの、普段、身に着けているもの、興味のあるものなど、無意識に多くの時間を使っているものを売れるようにするだけで、効率よく販売ができるようになります。何故なら、商品知識が日常の中で身についているので、それだけのために多くの時間を費やすことはありませんし、好きなものだと熱意がハンパないです!

「経験」も「投資ストーリー」を意識しないと、単なる消費と浪費にしかならない。

ここから、話に戻ると、「物の購入」はダメで、「経験は良い」みたいな議論は、あまり意味がなく、「投資ストーリ-」があるかだと思います。
個人的な経験ですが、世界中にバックバックにいった経験は僕にはとても大きく、その後、米国の大学に行く決心になりました。しかし、これをツアーで言っていたら、そこまでの踏み込んでいなかったように思います。

恐らく、ツアーだと、旅券から宿泊場所、回る場所まで決めてくれているので、楽ですが、これは単純に「経験の消費」だと思います。また、そこで、あまり深く考えず、旅行に来たから、為替で得だからみたいことで、ハイブランドを買ってしまうと、今度は「浪費」になってしまいます。

また、最近なら、AirBnBなんかを使って、そこに住んでいる地域の人と交流するのも面白そうですが、それをどう「投資ストーリ」にできるかを考えなければなりません。AirBnB使ってるから、ツアーよりましだと思っていても、その先がなければ結局、これも経験の「消費」です。

経験でお金を稼ぐという意味ではなく、自分の中で、その経験の導線がどうなっているかの「意味づけ」が重要となります。これはあらかじめ、立てる必要はなく、旅行中に意識のアンテナを張り巡らし、投資ストーリの導線を作ることでもよいと思います。

まとめ、

いかがでしたでしょうか?今回はちょっとした雑感を述べてみました。ビジネスも人生も投資という考え方がなければ、必ず、息詰まります。新しい物を試すことなく、自分のコンフォート・ゾーンの中にいることほど、今の時代、リスクしかありません。加えて、「投資ストーリー」という考え方で物を購入すると、それほど、多く購入はできません。。

「投資ストーリー」は、購入する物の価値を探求します。「なんでもいい、」「使えたらいい、」「とりあえず、これ」という考え方とは真逆になります。
こだわった物、適切な状況での適切な道具は、人生の価値や生産性を何倍にも拡大していきますので、是非ご参考ください。

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