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30年つき合ってきた鬱(うつ)が治った。

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30年間、何をしても良くならなかった鬱(うつ)が治った!

皆様、ご無沙汰しております。気がつけば、なんと2年ぶりのブログ更新になりました。。
今回のタイトルは『30年つき合ってきた鬱(うつ)が治った。』という内容です。。私は10代の頃から、鬱に悩まされてきました。かなり複雑な家庭環境のため、子供の頃から強いストレスを恒常的に受けていたことが原因になります。母親が亡くなった直後は、症状がかなり悪化してしまい、本当にだましだまし生きてきたというのが本音です。

そんな私ですが、鬱の原因がわかり、自分でも信じられないぐらいの回復となりました。
本当に神様、ありがとうございます。
少しでも、同じ症状で悩まれている方の参考になればと思い、かなり長文となりますが、ブログを更新させていただきます。

対象となる方

  • 人に言いにくい、慢性的な鬱と戦っている方
  • 不登校やひきこもり、会社が続かない
  • 常に何かに追いかけれれている、焦りが強い、不安障害など
  • やめたくてもやめられないアルコール中毒・風俗中毒・ギャンブル中毒の方

鬱との長い戦いと私の症状

鬱とは本当に長い間、戦いました。。一生付き合っていくものだとどこか覚悟を決めていましたが、長い長いトンネルが抜け、本当に光が見えました。とりあえず、私の症状は以下となります。

  1. 起立性障害
  2. 無気力感(気分障害)
  3. 自殺念慮
  4. 不眠症、昼夜逆転
  5. 強迫性障害

朝が起きれないというのが一番、辛かったです。目は覚めているけど、体が動かず、「死にたい」という想いが頭を駆け巡ります。。40歳を超えると、朝起きれないおじさんを誰も、心配なんかしてくれないので、本当に孤独の戦いでした。正直、午前中の打合せを躊躇する時期が、かなり長い間ありました。

鬱の原因は?

もう、結論から言いますが、鬱の原因は、「ミネラル不足」でした。
ここからくどくどと書きますが、最後に、詳細な食事についても書いていますので、また参考にしてください。

鬱に対する間違った考え方

鬱や精神病、気分障害と聞けば、精神というのが体から独立した存在のように認識してしまいますが、30年戦ってきた私の所見は、精神と体は密接に関係しています。精神だけが存在しているのではなく、精神の土台は、体であり、その体を形作っているのは「食べ物」となります。

そして精神の不調は、体にも同様になんらかの症状がみられます。一例は以下のような感じです。。

  • 自律神経の乱れ(交感神経、副交感神経のどちらかが過剰に優位)
  • 血糖値の乱高下(血糖値が高くなると躁、血糖値が低くなると鬱)
  • 慢性的な体内の炎症(アレルギー、アトピー、喘息、風邪を引きやすい、免疫の低下)
  • 脳内にある神経伝達物質の影響(ノルアドレナリン、セロトニン、ドーパミンなど)

日本の食の変化と精神病の増加

現在、日本では精神病(気分障害)の方が急激に増えています。少しデータは古いですが、以下の感じです。
『厚生労働省が3年ごとに全国の医療施設に対して行っている「患者調査」によると、平成8年には43.3万人だったうつ病等の気分障害の総患者数は、平成20年には104.1万人と12年間で2.4倍に増加しました。「患者調査」は、医療機関に受診している患者数の統計データですが、うつ病患者の医療機関への受診率は低いことがわかっており、実際にはこれより多くの患者がいることが推測されます。』(参照元は厚生労働省

この精神病の数の増加に、私はミネラル不足が大きく関係していると考えています。

なぜ、日本人はミネラル不足になったのか?

日本の土壌は、もともと西洋と比べると、ミネラルが不足しています。それに加えて以下の理由で、現代の日本人はミネラルをほとんど吸収できていないように見受けます。

  • 土壌の栄養不足(日本は欧米に比べて土壌のミネラルが少ない、加えて化学肥料や農薬によりさらに低下)
  • 肉食へ変化(魚介類、海藻類を中心とした食生活から肉食へ)
  • 加工食品の増加(食品加工の過程でミネラルがほとんどなくなる)
  • 調理器具の変化(鉄鍋からステンレス鍋、アルミ鍋など)
  • 減塩(塩分)の減少(減塩ブームと、天然塩からナトリウムだけの精製塩)
  • ストレス社会(ストレスは、ミネラルを大量に消耗)
  • 日本の水(元来、軟水であるため、ミネラルがない)


外食をしないで、自炊していても特段、意識してなければ、誰でもミネラル不足に陥ります。

ミネラル不足と精神病の関係

日本では、あまり知られていませんが、ミネラル不足と精神病は密接に関係しています。
『図1に示すように、マグネシウム、カルシウム、鉄、亜鉛などのミネラルを多く摂取している人は摂取が少ない人に比べて抑うつ症状が少ないことが分かりました。 マグネシウム、カルシウム、鉄、亜鉛の各摂取量が最も多い群では最も少ない群に比べて抑うつ症状のオッズ比がそれぞれ37%、36%、41%、37%低いという結果でした。 これらのミネラルは、セロトニンなど脳神経伝達物質の合成に関わっていることが知られており、今回の結果は生物学的メカニズムの点からも妥当といえます』(参照元:臨床研究センター

ミネラル不足で陥るのは、脳内にある神経伝達物質が作られない、合成されない、といのが一番、大きな問題のように想います。
神経伝達物質は、幸福や安心、ストレスに対する耐性と大きく関係しています。

自分が陥った負のループ

前述した通り、10代から鬱の症状があり、それは波のような形で現れていました。特に季節的な要因が大きく、秋になると一気に悪化するというのが子供の時からありました。

しかし症状が一気に悪化したのは、母親が亡くなって数ヶ月たった時でした。遺品整理がある程度、片付けが終わると突然、体が動かなくなりました。症状が一番、悪化した時は、朝ソファーに座っていると、そこから8時間、動けないというのがありました。そして夜、眠ることができず、これは明らかに今までとは違うということで、精神病院に行きました。

そこでは睡眠薬を処方されましたが、以前、精神病で処方された睡眠薬の副作用がつよく、一人で中高の子育てをしている私にとっては、これは飲めないと呆れめました。

自分でなんとかするしかない!

そこから、色々な本を貪るように読みました。特に影響を受けたのが、「運動能」でした。この影響を受け、まずは心拍数150以上をキープさせ、30分間のランニングをしました。また別の書籍では、コールドシャワー(冷水シャワー)も良いということで、サウナにも頻繁に通うことにしました。

しかし、体調はその時は回復するのですが、その後が続かず、むしろ悪化していきました。

汗で大量のミネラルが放出

振り返ってわかったのですが、ランニングもサウナも大量の汗でミネラルが放出され、それをまったく補っていたなかったのが原因だと思いました。加えて、秋に症状が重くなるのも、おそらく夏に大量の汗をかくことでミネラルが不足し、冬は汗をかかないから、体内にミネラルが残っているぶん、春は調子が良いのではと想います。

そうとは知らず、毎日大量の汗をかき続けました。そのため症状はさらに悪化し、負のループに入っていきましたが、私はまったくそのことに気づきませんでした。

体が酸化すれば、さらにミネラルが不足する

先述した「なぜ、日本人はミネラル不足になったのか?」で、肉食や加工食の影響により、体内が酸化(酸性)していきます。体内が酸化すると、それを細胞がアルカリ性にしようとして、ミネラルと一緒にマイナスイオンが体液に入ります。体内ではミネラルが不足している中、酸化した体をアルカリ性にするため、さらにミネラルを使うという、とんでもない悪循環に陥っているのが、現代の日本人ではと感じています。

余談ですが、体内が酸性化すると、老化が進みます。

さらに病気のリスクが一気に高くなります。ドイツの医者・生理学者、オットーワールブルグ博士が、アルカリ性の体質の人には癌は発症しない。酸性に人が癌になる。というのを過去に発表してノーベル賞をとっていますが、そのアルカリ体質にするためには、ミネラルが必要不可欠となります。

ミネラルが不足した細胞は、ミトコンドリアが正常に活動することができず、エネルギーである糖をうまく吸収できず、あまった糖を筋肉に蓄積していきます。これが、糖尿病の理由となります。

酒で太るというのも、同じ理屈となります。アルコールは酸性物質なので、飲めば体がアルカリ性にしようとして、細胞から大量のミネラル+マイナスイオンが体液に入ります。それは尿として、ミネラルが体内から放出され、ミネラル不足の細胞が糖をうまく吸収できず、筋肉に糖が蓄積され、それがアルコールで太るという構図となります。

日本でミネラルを吸収する難しさ

先述した通り、普通に食事をしていら、ミネラルが体内から出ていくことはあっても、体内に入ってきません。。
そのため、入ってくる方法を考えると、サプリメントを当初、利用したのですが、どのミネラルが不足しているか、わからないのと、数種類のミネラルを恒常的にサプリとして飲み続けるのは続かないと想い断念しました。加えて、円安の影響もあり、サプリの金額は年々、上がっています。

その次に海藻類を試しました。しかし、鬱で苦しんでいる時から、海藻が好きで、よくあおさや、わかめの味噌汁を飲んでいました。欧米人は、わかめは消化できないが、日本人は唯一、わかめを消化できるというのを聞いたことがあったのですが、よく調べてみると、わかめを分解する酵素がなければ、日本人でもわかめは西洋人と同じく、吸収できないみたいです。

私は実は、そのタイプではと想いました。

そんな最中、たまたま入った、立ち食いそば屋で食べた320円の「昆布そば」で人生が変わりました。
その昆布そばの昆布は「とろろ昆布」でした。

正直、その時の私の体調は、最悪で、気持ちもこれ以上、沈むことがないぐらい沈んでいたのですが、その「とろろ昆布のそば」を食べた瞬間、頭の中の霧が一瞬、消え、そこから数十分たつと、あれだけもやもやしていた感情が消え、焦りや不安といった感情がいつのまにか完全に無くなっていました。

そこから数日間、とろろ昆布を食べた結果は以下です。

  • 不安が消える
  • 頭の中が明瞭
  • 心の平安
  • 過剰な刺激(ドーパミン的刺激)を欲しがらない。
  • 朝起きることができる

とろろ昆布は、薄く繊維をほぐしているため、私でも吸収できたと想います。昆布の成分は以下となります。

『カルシウム、鉄、ナトリウム、カリウム、ヨウ素(ヨード)などのミネラルは、体の組織を作ったり、調子を整えたりする大切な栄養素です。例えば、昆布に含まれるミネラルは牛乳の約23倍。カルシウムは約7倍、鉄分は約39倍も含まれています。ヒトの身体に流れる血液やリンパ液は、海水の成分と似ていると言われています。海で育つ昆布は、海の中にあるミネラルを吸収して、人間に有害な物はあまり吸収しないという特徴があります。
だから、他の食品に含まれるミネラルに比べ、昆布のミネラルは体内への消化吸収率が高く、その約80%が体内に吸収されると言われています。』(参照:こんぶネット

息子たちにも変化

長男は数日で大きな変化が現れ、気分が前向きになり、授業の理解力が増し、テストの点が上がったとのことです。

食べ方

私は、そのままでも食べますが、汁物と合わせたほうが吸収が良い印象を受けてます。例えば、味噌汁や、うどんやそばに入れてみると良いように感じます。ミネラル不足の人は一気に、その効能を理解できると想います。

おすすめ

私が食べるとろろ昆布は、こちらを買っています。

最後に、

日本人の気分障害と、ミネラル不足は密接に関係していると個人的に感じています。全ての人に対して、これが有効的だとは想いますが、同じような苦しみをもった方で、少しでもお役に立てればと本当に幸いです。

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