40歳から突然「ミニマリスト」に目覚めた男のブログ。少ないモノで高付加価値を生む道具たち。

道具選びは、人生を変える。

書評/論評

人生も折り返しの「40歳」になり、モノを持たない生き方、『ミニマリスト(最小限主義者)』になろうと思い、持っていたモノを1/3捨てました。

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40歳で突然、「ミニマリスト」に目覚めた訳。。

皆さん、「ミニマリスト」ってご存知ですか?
僕が当初持っていた「ミニマリスト」のイメージは、「物を持たない人」とか「断捨離」とか「整理整頓してる『きれい好きな人』」みないイメージでしかありませんでした。
現在、ミニマリストと呼ばれる人は大抵、未婚の若い人が多く、恐らく、親の介護経験もないだろうし、配偶者の扶養や子育てもしていないし、会社経営なんかでスタッフを抱えていないし、そもそも元々が何もねいよね、と正直、どこか冷めた見方でした。しかし、あることがきっかけで、見方が180度変わってしまいました。

それは、「財布をなくした」ことです。。。

「財布をなくした」といっても、会社名義のカード類があり、現金もうん万円入っており、銀行カード残高もそれなりにある、一番、落としたら困るやつをなくしました。。。
最初は一瞬だけ、パニックになりましたが、よくよく考えてみると、カード類は瞬間で止まり、銀行カードもすべてネットバンクで登録しているので出し入れは、困りませんでした。その中には免許証もありましたが、免許センターにいったら、1時間程度で再発行ができました。帰ってこなかったのは、現金と割と高めの財布だけでした。。

「現金」を持つことをやめて気がついたこと。

財布をなくした瞬間、現金がなかったので、どうしようかと「冷や汗」をかきましたが、必要なモノはApple WatchからApple Payで購入できるため結局、日常は何も変わりませんでした。なんか拍子抜けした後、逆にどうして今まで、現金やカードを無駄に持ち歩いていたのだろうという疑問が連発し、試しに1週間、現金を使わない生活をしてみました。

現金を使わないために、変えたことは「3つ」だけ。

基本はApple Payを使うとして、突然の打ち合わせで喫茶店なんかに行った時、Apple Payが使えなくて、取引先にコーヒーをおごってもらうのだけは避けようと、奥さんからとりあえず2000円だけ借りました。それを畳んで小銭ケースにしまっておきました。

変えたのはこの3つだけです。

  • 1.水筒を「必ず」持つ。
  • 2.弁当を極力、持つ。
  • 3.事務所まで自転車で移動する

実行したのは、これだけでした。逆に言えば、このためだけに現金を持っていたことを知りました。
以前から水筒は持っていたのですが、荷物の多さや、事務所への置き忘れを理由に正直、持ったりもたなかったりだったのを、1週間、徹底的に持ちました。
そして、昼食をとる時は、外食かコンビニ弁当だったのをやめ、事務所にいる時は「弁当」を必ず持参しました。
最後は、電車はほぼ、Apple Payを使っていたのですが、これも無駄じゃあないかなぁと思い、運動もかねて自転車で移動することにしました。

大好きな自電車(BD-1)、普段荷物が多いという理由で、お飾り状態だったのを、通勤手段にした。

まったくお金を使わない日が増えたことで、見えたこと。

結論から言って、お金を使わない生活は正直、「精神衛生」上とても良いことだとわかりました。そして反対に、何かあったら困ると思い、持ち続けていた現金は、実は衝動買いと無駄遣いに消えていたことがわかりました。当然のことならがら、現金を持ち歩いていた時は、この「衝動買いと無駄使いは」必要な経費だと思い込んでいたので、満足感はまったくありません。

そして、次に気づいたことは、自分はこの「衝動買いと無駄遣い」のために、必死に売上を伸ばそうとしているんじゃぁないかと自身を振り返ることが、ミニマリストに足を踏み入れた最初のきっかけでした。この時は、まだ「ミニマリスト」という言葉すら知りませんでした。

あたり前だったことが、突然「無駄」に感じ始める。。

そんな感覚で事務所を見渡してみると、山のように積まれた専門書(見ているのは数冊だけ)や、もう古くて使っていないIT備品類(USBケーブル類や、HDD系、周辺機器の山、電池類)、備品(書類や透明のバインダーなどの文房具系)自炊するために買ったが最近、まったく使っていない炊飯ジャーと冷蔵庫、引っ越した時からそのままモノを詰め込んだ状態の収納場所が目の前に飛び込んできました。ほぼ使っているのは、デスクの周りだけで、あとはほとんど機能していなかったのが現状です。使っていないスペースや、使っていないモノの置き場所として家賃を支払っているのがバカらしくなり、突然、思い立って、不必要なモノを片っ端から捨てました。

上の写真は、すでのゴミ袋4つを捨てた後で、写真のスケール感が少し小さいですが、大量にモノを捨てました。事務所の1/3を捨てたと思います。
その後、自宅に戻り、自分の部屋いらないモノや衣類もかなり捨てました。狂ったように一人で断捨離をしていたので、家族はみんな呆れていたと思います。。

手紙類も全部、スキャナーして捨てました。

捨てる「モノ」を買うために働き、その「モノ」を管理するための時間に多くの人生を費やしてきた事実を知る。

ガランとして殺風景な部屋は正直、とても居心地がよく、いままで駆り立てられていた日常に突然、平安が訪れたような静けさを感じました。本当に部屋の中の空気が澄み渡ったような感じです。そしてこの断捨離をした結果、自分が何にお時間やお金を使いたいのかがある程度、鮮明になってきました。しかし今までは、無駄なモノ(=捨てるモノ)を買うために働き、その捨てるモノを管理するために多くの時間を費やしてきたことを悟りました。本音は、認めたくはありませんが、明らかに無駄な生き方をしていたように思います。。

そこで以下のこの本をKindleでサクッと読みました。
ぼくたちに、もうモノは必要ない。 - 断捨離からミニマリストへ -


今まで、偏見でしかなかった「ミニマリスト」の考えがスーッと、自分の中に染みこんでいきました。お時間のある時に一度、読まれることをおすすめします。なぜ、ミニマリスト的な生き方が生まれたのかの社会的背景や、インターネットによる共有文化など、とても示唆に富む内容です。下記は筆者の動画となります。この動画は、少し否定的に編集されていますが、上記の書籍を読むと、筆者の意図がよくわかります。

かなり捨てましたが、まだ足らないと思いますので、3ヶ月ぐらいは1日1個は捨てるをペースにやっていきたいと思います。

「ミニマリスト」として、どう生きたいのか?

ミニマリストは、断捨離的ないらないモノを捨てましょう、整理整頓しましょう的なことから一段、上がり、ある種「イデオロギー」的なことのように思います。そして、僕が個人的に強く感じたのは、「貨幣経済に対するアンチテーゼ」のようにも思いました。少しむずかしい話なので、サクッと終わらせますが、今の通貨発行権は信用取引なので、借金によって銀行で通貨が生み出されます。そして通貨というのはどのようなモノでもサービスでも交換ができるので、欲望を強く刺激します(大根100本や、和牛10kgではワイロにならない)。要するに、通貨が発行される仕組みは厳密に言えば以下のようになります。

  • 1.借金をする。
  • 2.銀行からお金が生み出される。
  • 3.お金を受け取る
  • 4.欲望が刺激される。
  • 5.また、借金をしたくなる。
  • 6.銀行からお金が生み出される。
  • 7.お金を受け取る。
  • 8.欲望が刺激される。
  • 9また、また、借金をしたくなる。
  • 10......

まさに、無限ループ状態です。
多くの現代人は、私を先頭にこの「無限ループ」の状態にいるように思います。貨幣経済の仕組みから、欲望が借金を生み、お金を作り出す(通貨を発行する)のですが、その借金を返済するために、働き、そして、そのモノを管理するために、多くの時間を費やすようになります。人間が管理できるモノの数は決まっているように思います。しかし、現金をもたず、モノやサービスを購入できなければ、欲望が刺激されることが少なく(諦める)、お金に追われることなく、平穏な日々が送れるようになりました。

僕が、実際に現金を使わないと決めた後、色々なことに制限がかかりました。例えば、現金がないので、衝動的な誘いの飲み会はまず無理だろうし、一人で立ち呑み屋に行くこともできそうにありません。すこし不便なようですが、それが本当に自分のしたいことなら、迷うことなくやり続けるべきだと思うのですが、ミニマリストになると、ある種、この制限が自分のしたいこと(使いたいお金)、使いたい時間を鮮明にさせてくれます。そして、自分の小遣いや交通費は、1ヶ月1万円ぐらいあれば十分だなぁとわかってくると、あくせく働いていた自分の肩の荷がちょっと軽くなりました。

現状はまだスタート段階なので、モノを一気に捨てたことで、何が足らないのかが見えてきました。。多分、それらを揃えるために当分は、色々、まだ買うことがあると思いますが、それが一旦、終われば、購入するモノは減り、さらに厳選されていくと思います。最終的には、ラゲージバック一つで、引っ越しができれば、すべての執着から開放できたんじゃぁないかなと思います。

引き続き、「ミニマリスト」的な内容を書いていきたいと思います。

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