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書評/論評

「サ道」にみる中年男の「ひとり遊び」のススメ。もぉ「ひとり=淋しい男」ではない!これぞ一人遊びの究極の形だ!

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「サ道」を知っていますか?

みなさん、「サ道」ってご存知ですか?
「サウナ」を題材にした漫画みたいなんですが、僕は毎週月曜日の深夜にやっている「ドラマ」(ドラマ25)で初めて知って、毎週かかさず録画しています。。

ドラマ版の「サ道」はひとり遊び男子(中年男)の浪漫!

なんと、Amazonで見れるみたいです。。「#9 哀しきサラリーマンの隣でととのう」が録画できてなかったから後で見ようかなぁ。。

漫画はこちら(Amazon)

実は「サウナ歴」5年以上です。。

だいたい週1回〜2回ぐらいのペースでサウナに行きます。僕は高温サウナと水風呂でだいたい3セットです。その間は、ただ何も考えず、スマホも使えず、修行僧のようになっています。仕事が早く切り上がる時は、15:00ぐらいからサウナに行って、ひたすら身体から老廃物を流すことだけに集中している時は、本当に至福の時です。

この「サ道」(初回の放送)にもあるのですが当初、サウナに入った後、水風呂に入ることを知りませんでした。むしろ、どんだけ、身体が熱くなってもあの極寒の水風呂に入れる気がしませんでした。。しかし2〜3年前ぐらいに、高温サウナから飛び出てきたおじさんが、勢いよく、水風呂に入っていく姿をみて一度、試してみようと意を決した所、最初は死ぬほど冷たいのですが、ものの20秒ぐらいすると、自然と慣れてきます。その後、1分ぐらいして水風呂からあがると、全身に勢いよく血流が周り、その後、今まで体感したことのない「トランス状態」となりました。それが「サ道」でいう「ととのう」の初体験でした。。

「ととのう」経験後、完全にハマってしまった「サウナ道」

サウナ後のトランス状態(ととのう)は、なんと表現していいのかわかりませんが、突然感情がこみ上げてきて、涙が溢れたり、なんとも言えない幸福感に包まれたりと、完全な非日常です。。クラブの爆音でトランス状態(興奮状態)とは異なり、副交感神経優位のすごく落ち着いた状態です。
この「ととのう」を経験してから、完全にサウナにハマってしまいました。。

サウナは究極のおじさんの「ひとり遊び」の形

サウナの後は、冷たいビールを飲むもよし、辛いカレーを食べるもよし、ソファーでゴロゴロしながら野球や漫画をみるもよしで、サウナ(だいたいカプセルホテル兼用)は、いい年をしたおじさんたちがみんな誰からも干渉されることなく、一人遊びをしています。。

僕が「ひとり遊び」をするようになった理由。

「ひとり遊び」をするようになったきっかけは、仕事と家庭でいっぱいいっぱいになったというのが大きいように思います。特に自営業者になってからは、すべてのことを自分だけでやらないといけないプレッシャーやら、利害しかない人間関係やら、複雑な家族関係に疲れ、30代の後半ぐらいから自然と人付き合いを制限するようになりました。

SNS全盛の現代では、まさに逆行した感じ(Facebookとは一旦、卒業)ですが、時間は有限なので、SNSのカウント数だけが増える人付き合いとは、距離を置くことにしました。おいしい案件(飯のタネになりそうなやつ)を取り損なう不安感や、会合に顔を出さなくなって陰口も叩かれているのではと怖気づいてしまうこともありましたが、自分の感覚に正直になろうと、人生折り返しの40才の時にリセットをしました。

今では極力、自分の感覚と合わないことは避け、本当に気の合う人と時間を共有し、家族との時間を過ごすことに集中することで、自然と自分の時間が生まれました。たまにSNSを覗くと、何やら僕の知らない所で、楽しそうなことが沢山あって疎外感を受けますが、その代わり誰にも知られない大切な「ひとりの時間」を満喫しています。

関われる人の数は決まっている。

今は、人間関係も数を競い、その数が収益を生むため、人付き合いはどこか屈折している感じですが、人間一人が本当に関われる人の数は決まっているように思います。遠い誰かに注目を受けるよりも、近い誰かとの関係を濃厚にしたいですね。。

こんな人にオススメ

  • 一人遊びをしたいけど、何から始めたらよいかわからない人。
  • 沢山の利害と、人間関係に疲れた人。
  • ただ、老廃物を出し切りたい人。

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