僕にとってカメラとは、、
僕にとって、カメラの立ち位置は、趣味というより、「仕事道具」です。主に、法人向けのホームページの写真類。あと、アマゾンへの出品(倒産した会社の棚卸し商品をAmazonに出品するというお仕事なんかもしました)。あと、選挙関連SNSでアップする写真や動画制作などなどです。
カメラマンではないので直接、写真だけで商売をすることはありませんが、僕にとってカメラはパソコン同様に商売道具の一つです。
ソニーα7IIIを販売直後、2018年4月に購入しました!
そんな僕が、今月「ソニーα73」を購入しました。。。そう、僕が初めて買った一眼レフは、ソニーでした。ソニーを買った理由は、まぁ、本当になんとなくで、自分はカメラマンではないから、どちらかと言えば、ITよりなんで、キャノンやニコンより、ソニーなんかなみたいな安易な決め方で、しかも、そこから仕事で使うからという理由で、ソニーの「Aマウントレンズ」を何本(非純正*この非純正が悩みの種だった)も購入したという感じです。。
因みに、ソニーのα7シリーズは、「Eマウント」です。そう、僕のもっているレンズ全て「Aマウント」です!これ、同じソニーでもAマウントのレンズは、Eマウントのボディーにくっつきません。。。
これが悲劇の始まりでした。。。
ソニーから「Aマウント」のカメラは終わるのか??
ソニーのカメラを持たれている方は皆、ソニーの「脱Aマウント」の流れに、戦々恐々としていると思います。
僕もその一人でした。。
4年に1回ぐらい、ソニーのフラッグシップモデルの「α99」のフルサイズがリニューアルされるぐらいで、街の電気屋は、こぞってカメラコーナーの一番目立つ場所にミラーレス一眼フルサイズのα7シリーズ(Eマウント)を並べています。僕はそれを見て見ぬふりをして、ニコンやキャノン、そして、いつリニューアルされるか、いや、これでAマウントは終わりなのかという最後の1台的なミラーありソニー(Aマウント)コーナーで買う気もない中、いつも眺めていました。
ミラーありフルサイズ35mm α99(ソニーカメラのフラッグシップモデル)
このソニーの背任行為に怒りが湧き上がってこない日はなく、本当に「脱ソニー」にむけて一歩一歩踏み出していましたが、、どうも負の遺産「Aマウントレンズ」(1本10万ぐらい)がやっぱり、「おしぃー」のよ。。
ところで、"フルサイズ・ミラーレス"って何?
この「ミラーレス」というジャンルですが、本当に最近生まれた、完全デジタル・カメラとなります。
普通カメラは、カメラの中にある「鏡」(ミラー)を通してファインダーから外の世界を見ます。しかし、このミラーレスは、名前の通り「鏡」はありません。そうファインダーからを覗いて見えてくるのは、デジタルが作り出した映像です。
鏡から見た方が、速く正確に外の世界を捉えるというのが一般的な考え方で、デジカメとは言えど、アナログ的な「鏡」をカメラの中にいれるのが普通でしたが、最近のミラーレスは、そのデジタルの精度が高くなっています。むしろ、ここ数年で「ミラーありカメラ」が低迷しているのに対し、ミラーレスは、凄まじい勢いでスペックを向上させています。
あと、「フルサイズ(35mm)」ですが、これはデジタル一眼レフカメラ前のアナログ一眼レフの名残で、昔のカメラ規格をそのまま、採用しているものになります。
しかし、デジタルなので、このサイズにこだわる必要性は薄れつつあり、「APS」という少し小さいサイズの規格が、デジカメでは多く採用されています。
レンズもそちらの方がコストパフォーマンスが良いです。
鏡もない、完全デジタルカメラで、フルサイズの規格にこだわる必要があるのか??
こんな感じで、ずっと二の足を踏んでしました。
切っ掛けは、息子のラグビーで奥さんが広報部になったこと。。
カメラのことは一旦、頭から話そうと依然、旧式の「ミラーありソニー」を使っていたのですが、老朽化から「あれっ、オートフォーカス(AF)が鈍い」。。望遠レンズを使ったり、スポーツなんかで動きが激しいと、AFがなかなかあわないフラストレーションが溜まっていました。。そんな中、奥さんが息子たちのラグビー部でなんと、広報部となり、卒業制作で「6年生を撮影して欲しい」とのこと。
奥さんは、僕に気をつかったのか、自分のコンデジを取り出していたのですが、「いやぁ、いやぁ、それじゃぁ、無理でしょう」ということで、僕が撮影を開始、シグマの50-500の望遠レンズを付けて、かなりより気味で、臨場感のある撮影に挑んだんですが、ピントがズレる、ズレる、「ここだ!」という所では遅れる、遅れる、、それでもぉ「いぃーーーぃ」となり、カメラのボディーを買い換える決心をしました。
思い込みの強かった、ミラーレスカメラしかしα73のスペックに驚愕した。。
ミラーレスって、ミラーありカメラの2号機的な感じでしか見てなかったのですが、α73のスペックに驚きました。
特にISO感度ですが、100-51200です! 51200もISO感度を上げれば、昼間は真っ白になりますが、夜景や、花火など、かなり綺麗にとれると思います。
あと、AF機能も素晴らしく、「瞳AF」は、自動的に人を撮影した時、目にピントをあわせてくれます。
そして、手ぶれ補正も強化され、しまも1秒間に10コマ撮影ができ、ミラーレスなので、連続撮影している時に、その中の一枚が、「ブラックアウト」になることはありません。
ところで、Aマウントはどうなった!?
負の遺産と思っていた、非純正のAマウントレンズ(シグマ/タムロン両方OK)ですが、なんとか、純正のマウントアダプター(LA−EA3)で、標準のAFは機能しました。しかし、「瞳AF」やタッチ画面を触ってピントをあわせる的な高性能な機能は、純正のレンズじゃぁないと無理でした。。
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ところで買ってよかったのか??
こんな感じで、写真をとりました。シグマの50-500で非純正の望遠レンズですが、AFも決まり、結構いい感じで撮れました。かなり天候も良かったので、F値もそれほど絞らず、シャッタースピードを上げることができました。純正のレンズだと、どういう感じになるか、さらに期待が高まりました!