Think Clearlyを読んだ。。
最近、緊急事態宣言が発動されてからブログのページビュー数が好調です。。あんまり分析とかしてないから、嫌がらせの業者さんからだったら残念ですが、読んでくれている人がいるとモチベーションはあがりますね。。
それで今回のテーマは、『Think Clearly』になります。
この本は、エッセイのような形でまとめられている本で、SNS疲れをしている人や、「自分探し」という迷路に入った人、ミニマリストを目指す人にとって、とても示唆と知恵のある内容でした。
エッセイなので、どこから読んでも良いのですが、個人的には以下の内容がすごく響きました。
個人的に響いた内容
- 「簡単に頼み事を応じるのはやめよう」
- 「戦略的に頑固になろう」
- 「必要なテクノロジー以外はもたない」
- 「自分の感情に従うのはやめよう」
- 「静かな生活を大事にしょう」
- 「天職を追い求めるのはやめよう」
- 「SNSの評価から離れよう
- 「思い出づくりよりも今を大切にしよう」
- 「解決よりも、予防をしよう」
どこか物事を悲観した、リアリストといった感じの作者ですが、自己啓発やポジディブといった内容よりも、このような切り口に賛同する方は多い感じがしています。
「嫉妬を上手にコントロールしよう」ことの重要性を理解した
上記以外にも、面白い内容が沢山あったのですが、特に自分に参考になるのが、「嫉妬を上手にコントロールしよう」でした。
無意識に赤線(Kindle版を購入したので、デジタルのマーカーですが、)を引いたのが以下です。。
Facebookが「気の合う者同士が、互いを比較しあう仕組み」になっている。
前回、フェイスブックは卒業みたいな記事を書きましたが、フェイスブックのアルゴリズムを一言で表すなら「他人同士を嫉妬させるアルゴリズム」だと思います。
SNSの利便性は計り知れないものがありますが、多くの場合、利用者間の「嫉妬」を利用し、アクティブ数を持続させることが、サービスの肝になっていると思います。
個人的に「嫉妬」に関するメンテナンス方法は以下となります。
個人的な嫉妬メンテンナス
- 自分が他者に「嫉妬」している感情を認める。
- 何故、自分が嫉妬しているかを考える。
- 自分の嫉妬の傾向をある程度、理解する。
- 嫉妬が生まれそうな場所やサービスは避ける。
「嫉妬」という感情は、「負けたくない」という気持ちにもなり、向上心のドライブになることもありますが、問題は、その気持をどこで止めるかということになります。この嫉妬が起因して、損するケースはよくあります。例えば、オークションなんかは、無駄な張り合い(感情の抑制がきかず)をしてしまい、大したことのない美術品がを高値で掴まされたりします。
そのため、SNSをやるんだったら、嫉妬のメンテナンスは必須ではと思います。個人的な方法は、まず「嫉妬」を認めることです。自分は崇高な人間だから「嫉妬」なんていう低俗な感情は存在しない、みたいな高慢な態度では、「嫉妬」は克服できません。。心の中に嫉妬の芽を見つけた、それを放置せず、「認める」作業が必要となります。そして、それを認めることができれば、あとは感情から切り離して、頭で「嫉妬」の理由を考えるができれば、メンテナンスは終わりになります。
私達が特に嫉妬を感じるのは、年齢や、職業や、環境や、暮らしぶりが「自分と似た人たち」に対してだ。
この作者の一文からも、まさにSNSは「嫉妬をエンジン」としているため、ある程度の距離をもって対応することが重要のように思いました。
Amazonで購入できます。。
こんな人にオススメ
- 見知らぬ他人との関係性において問題を最小限にしたい人
- SNSとの付き合い方を見直している人
- 自分の内面を常に軽く保ちたい人
書評/論評
『Think Clearly』を読んで、「嫉妬を上手にコントロールする」ことの重要性を学んだという話し。
更新日:
Think Clearlyを読んだ。。
最近、緊急事態宣言が発動されてからブログのページビュー数が好調です。。あんまり分析とかしてないから、嫌がらせの業者さんからだったら残念ですが、読んでくれている人がいるとモチベーションはあがりますね。。
それで今回のテーマは、『Think Clearly』になります。
この本は、エッセイのような形でまとめられている本で、SNS疲れをしている人や、「自分探し」という迷路に入った人、ミニマリストを目指す人にとって、とても示唆と知恵のある内容でした。
エッセイなので、どこから読んでも良いのですが、個人的には以下の内容がすごく響きました。
個人的に響いた内容
どこか物事を悲観した、リアリストといった感じの作者ですが、自己啓発やポジディブといった内容よりも、このような切り口に賛同する方は多い感じがしています。
「嫉妬を上手にコントロールしよう」ことの重要性を理解した
上記以外にも、面白い内容が沢山あったのですが、特に自分に参考になるのが、「嫉妬を上手にコントロールしよう」でした。
無意識に赤線(Kindle版を購入したので、デジタルのマーカーですが、)を引いたのが以下です。。
前回、フェイスブックは卒業みたいな記事を書きましたが、フェイスブックのアルゴリズムを一言で表すなら「他人同士を嫉妬させるアルゴリズム」だと思います。
SNSの利便性は計り知れないものがありますが、多くの場合、利用者間の「嫉妬」を利用し、アクティブ数を持続させることが、サービスの肝になっていると思います。
個人的に「嫉妬」に関するメンテナンス方法は以下となります。
個人的な嫉妬メンテンナス
「嫉妬」という感情は、「負けたくない」という気持ちにもなり、向上心のドライブになることもありますが、問題は、その気持をどこで止めるかということになります。この嫉妬が起因して、損するケースはよくあります。例えば、オークションなんかは、無駄な張り合い(感情の抑制がきかず)をしてしまい、大したことのない美術品がを高値で掴まされたりします。
そのため、SNSをやるんだったら、嫉妬のメンテナンスは必須ではと思います。個人的な方法は、まず「嫉妬」を認めることです。自分は崇高な人間だから「嫉妬」なんていう低俗な感情は存在しない、みたいな高慢な態度では、「嫉妬」は克服できません。。心の中に嫉妬の芽を見つけた、それを放置せず、「認める」作業が必要となります。そして、それを認めることができれば、あとは感情から切り離して、頭で「嫉妬」の理由を考えるができれば、メンテナンスは終わりになります。
この作者の一文からも、まさにSNSは「嫉妬をエンジン」としているため、ある程度の距離をもって対応することが重要のように思いました。
Amazonで購入できます。。
こんな人にオススメ
-書評/論評