毒親とのトラウマ、起業17期目、両親の介護を抱えながらもシングルファーザーとして子どもを育てていく日々のリアルな体験をシェアしています。

シングルファーザー親父の子育て

書評/論評

『Think Clearly』を読んで、「嫉妬を上手にコントロールする」ことの重要性を学んだという話し。

更新日:

Think Clearlyを読んだ。。

最近、緊急事態宣言が発動されてからブログのページビュー数が好調です。。あんまり分析とかしてないから、嫌がらせの業者さんからだったら残念ですが、読んでくれている人がいるとモチベーションはあがりますね。。

それで今回のテーマは、『Think Clearly』になります。
この本は、エッセイのような形でまとめられている本で、SNS疲れをしている人や、「自分探し」という迷路に入った人、ミニマリストを目指す人にとって、とても示唆と知恵のある内容でした。
エッセイなので、どこから読んでも良いのですが、個人的には以下の内容がすごく響きました。

個人的に響いた内容

  • 「簡単に頼み事を応じるのはやめよう」
  • 「戦略的に頑固になろう」
  • 「必要なテクノロジー以外はもたない」
  • 「自分の感情に従うのはやめよう」
  • 「静かな生活を大事にしょう」
  • 「天職を追い求めるのはやめよう」
  • 「SNSの評価から離れよう
  • 「思い出づくりよりも今を大切にしよう」
  • 「解決よりも、予防をしよう」

どこか物事を悲観した、リアリストといった感じの作者ですが、自己啓発やポジディブといった内容よりも、このような切り口に賛同する方は多い感じがしています。

「嫉妬を上手にコントロールしよう」ことの重要性を理解した

上記以外にも、面白い内容が沢山あったのですが、特に自分に参考になるのが、「嫉妬を上手にコントロールしよう」でした。
無意識に赤線(Kindle版を購入したので、デジタルのマーカーですが、)を引いたのが以下です。。

Facebookが「気の合う者同士が、互いを比較しあう仕組み」になっている。

前回、フェイスブックは卒業みたいな記事を書きましたが、フェイスブックのアルゴリズムを一言で表すなら「他人同士を嫉妬させるアルゴリズム」だと思います。
SNSの利便性は計り知れないものがありますが、多くの場合、利用者間の「嫉妬」を利用し、アクティブ数を持続させることが、サービスの肝になっていると思います。

個人的に「嫉妬」に関するメンテナンス方法は以下となります。

個人的な嫉妬メンテンナス

  1. 自分が他者に「嫉妬」している感情を認める。
  2. 何故、自分が嫉妬しているかを考える。
  3. 自分の嫉妬の傾向をある程度、理解する。
  4. 嫉妬が生まれそうな場所やサービスは避ける。

「嫉妬」という感情は、「負けたくない」という気持ちにもなり、向上心のドライブになることもありますが、問題は、その気持をどこで止めるかということになります。この嫉妬が起因して、損するケースはよくあります。例えば、オークションなんかは、無駄な張り合い(感情の抑制がきかず)をしてしまい、大したことのない美術品がを高値で掴まされたりします。

そのため、SNSをやるんだったら、嫉妬のメンテナンスは必須ではと思います。個人的な方法は、まず「嫉妬」を認めることです。自分は崇高な人間だから「嫉妬」なんていう低俗な感情は存在しない、みたいな高慢な態度では、「嫉妬」は克服できません。。心の中に嫉妬の芽を見つけた、それを放置せず、「認める」作業が必要となります。そして、それを認めることができれば、あとは感情から切り離して、頭で「嫉妬」の理由を考えるができれば、メンテナンスは終わりになります。

私達が特に嫉妬を感じるのは、年齢や、職業や、環境や、暮らしぶりが「自分と似た人たち」に対してだ。

この作者の一文からも、まさにSNSは「嫉妬をエンジン」としているため、ある程度の距離をもって対応することが重要のように思いました。

Amazonで購入できます。。

こんな人にオススメ

  • 見知らぬ他人との関係性において問題を最小限にしたい人
  • SNSとの付き合い方を見直している人
  • 自分の内面を常に軽く保ちたい人

Google 広告

Google 広告

-書評/論評

Copyright© シングルファーザー親父の子育て , 2024 AllRights Reserved Powered by AFFINGER4.